妻の一言で「いつかまた夫婦で一緒にお風呂に入る」と決意した日

夫婦でお風呂

今回は、妻の一言で「いつかまた夫婦で一緒にお風呂に入る」と決意した日のことを書きます。

30歳過ぎて夫婦で一緒にお風呂!なんて言ったら、読んでくださる方には「もう恋人じゃないんだから」とか笑われちゃうかな。

でもね、僕は決意したんです。固く。

今日はそんなお話です。

いつかまた夫婦で一緒にお風呂に入る、必ず

子どもが生まれて約5か月、妻はほぼ毎日娘と一緒に昼間にお風呂に入っている。

休日に僕が娘とお風呂に入るときを除いて毎日だ。

ある日のこと、僕ら家族はみな風邪を引いてしまい、体調のことを考えて娘のお風呂はお預けにしていた。

そのため、その日の夜は僕が娘をあやしている間に妻がお風呂に入り、その後妻と娘が寝た後に僕が入ることになった。

絵本を読み、歌(マンボNo5含む)を歌って娘をあやしていると、風呂から上がってきた妻が急にこう言い出す。

「もう二人でお風呂入るのとか、ないのかな。」

えっ。何、その寂しそうな感じ。

妻の一言にすかさず「いやー入るでしょう。温泉とかも行くし。」と答えると、

「温泉だけ?」と妻。

「いやいや、うちでも入ると思うよ?」

そう言った後は、僕も妻も娘のお世話に気を取られ、話は続かなかった。

妻が娘を寝かしつけるのを見届けた後、僕はお風呂に入り、妻の言葉とその奥に感じた何かを心に染み渡らせていく。

風邪をひいていたせいで、妻の心は不安定になっていたのかもしれない。

でも、その不安定さがただ口をついて出た、というだけではないはずだ。

娘が生まれて、僕らの暮らしは大きく変化した。

それまでは一緒にしていたことが、別々になることも増えた。

お風呂が別々になり、寝るタイミングが別々になり、時には食事さえ一緒にというわけにはいかない日もある。

もちろん娘との毎日は、大変だがとても幸せだ。

夫婦で娘を育てるという同じ方向を向き、足並みをそろえて一生懸命。

満ち足りた生活と言ってもいいだろう。

それでも、夫婦間のお互いに向けたコミュニケーションが少なくなったことは(仕方ないとはいえ)、寂しいことに違いはない。

特に僕らは、信州に引っ越してきてから二人で自営業を営んでいたから、おそらくは通常の夫婦よりも一緒に過ごす時間が長かった。

二人とも遊びに行く友人が多いわけでもなく(引っ越してきたので当たり前だが、僕は信州に友人はいない)、ほとんどずっと一緒にいた。

その意味では、僕らは今だって、平均的な家庭よりも長い時間を一緒に過ごしているだろう。

僕はそう考えて、とても恵まれているなと思うことがある。

だがそれとは別に(比較が意味をなさない次元で)、寂しさはふとした瞬間に僕らの心の扉をノックし、「やぁ、どうしてる?」と語りかけてくる。

それは、もうやり直すことのできない(でも折に触れて蘇る)、幼き日の記憶のようなものだ。

ある時には手を伸ばせば簡単に届いていたものが、いつのまにかどれだけ手を伸ばしても触れられない物事になってしまっている。

否応なく変化の波に押し流されて、残るものが残り、それ以外は僕らの手を離れ続ける。

ある種の寂しさとは、その事実に気づく(あるいは思い出す)ということなのだ。

その気づきはふいに訪れ、心の中にある期間居座り、その役割(役割というものがあるとして)を果たして去っていく。

僕らはただ、それが自らに訪れている間、それと共にどうにかうまくやっていくしかない。

お風呂を出て、妻と娘の寝ている寝室に向かう。

音を立てないようにそろりそろりと歩いていき(でも床はどうしてもギシギシと鳴ってしまうのだが)、布団の上に座って妻と娘の寝顔を眺めながら思う。

今はそんな余裕はないけれど、この先また二人の時間を持てる時期がくるはずだ。

そのときにはきっと、いや必ず、僕は君とお風呂に入る。

いつかまた、夫婦で一緒にお風呂に入ろう。

その時を楽しみにしつつ、今は愛する娘を共に育てよう。

時折訪れる寂しさを分かちあい、どうにかうまく乗り越えながら。

後書き

読んでくださってありがとうございました!

子どもが生まれると、本当にいろいろなことが変化しますよね。

子どもとの生活はとても幸せだけれど、一方で今回書いたみたいな寂しさを感じることも(時々ですが)あります。

まぁ忙しくてそこまで寂しがってる暇もないから、一瞬といえば一瞬ですけれども。

しかし夫婦で一緒にお風呂に入るの、何年後になるんだろうなぁ。

でもまずは、妻と娘と三人でお風呂に入るのが楽しみです。

三人の生活も、出産前と同じくかけがえのない(そしていつか寂しさとともに思い出すであろう)ものですからね。

一日一日大切にしないと。

あ、でも、、、アパートのお風呂は僕が足伸ばせないくらいの広さなんで、、、三人でお風呂はさすがに無理か?

でも妊娠中どうにか二人(ある種三人)で入ってたし、何とかなるかな。

三人でお風呂に入ったら、それも文章にして記録しておきたいですね。

そしていつか、夫婦で一緒にお風呂に入ったぜ!とブログに書きます。

これは決定事項。

なにせ、固く決意したからね!(笑)

(2016/10/12追記)

とうとう妻と娘と三人で入りました!
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【大変だった】子どもの沐浴卒業から、家族みんなでお風呂に入るまで

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【 書いた人 : はるこん(halcon) 】
【 書いた人 : はるこん(halcon) 】
3歳になった娘と妻との日常と、読んだ本の感想を書き留める30代後半。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』(村上春樹著)や『旅をする木』(星野道夫著)、『モモ』(ミヒャエル・エンデ著)が好き。
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