車の運転が怖くなった日~幸せの黄金鯛焼きを求めて高速ドライブ~

幸せの黄金鯛焼き

今回は、車の運転が怖くなった、子どもと初の高速道路ドライブをしたある日のお話です。

安納芋(あんのういも)を使用した「幸せの黄金鯛焼き」なる鯛焼きを求め、6か月間近の娘を乗せてひとっ走りドライブしてきました。

娘を乗せての高速ドライブは初めてということもあり、かなり安全運転に徹したつもりだったんですが、いろいろと大変なことが、、、

そしてこの日から若干、車の運転が怖くなったという、、、orz

まぁ、前置きはこの辺にして、本編行きましょうか!

久しぶりの更新だぜ!(ちなみに暗い話じゃないよ!笑)

車の運転が怖くなった日~幸せの黄金鯛焼きを求めて高速ドライブ~

目指したのは、幸せの黄金鯛焼き店だ。

街をいくつか越えた先に、地域のクーポン誌に掲載されていたそのお店はある。

生後6か月間近の娘を乗せた、初めての高速ドライブ。

これには、 今年のお盆に信州から関東の実家まで車で帰るという「荒行」に向けた、初歩的な練習の意味合いも含まれている。

娘は100㎞近い車のスピードについてこれるのか、妻は自らの安全を確保しつつうまく娘をあやせるのか、僕は気を散らさず運転に集中できるのか。

不安だが、やってみるしかない。

段階的試行。

ちょっとずつ慣れるのだ、娘よ、そして僕。

がんばれ!

娘に離乳食をあげ終え、幸せの黄金鯛焼きを求めて出発したのはおよそ午前10時半。

実は、その鯛焼きの存在を知ったのはまさにその日の朝、つまり出発の2時間ばかり前のことだった。

妻が偶然目を通していたクーポン誌に掲載されていた、聞いたことのない、しかし一瞬で僕らの心を鷲掴みにしたスイーツ。

その名も、幸せの黄金鯛焼き。

あぁ、、、なんという、、、

幸せの、黄金、鯛焼き、、、

もう一度。

幸せの、、、黄金、、、鯛焼き、、、!

果たして、これ以上輝かしい言葉の組み合わせがこの世に存在するだろうか。

もう食べる前からおいしい。

そう、そのネーミングは僕を行動に駆り立てるのに十分なものだった。

幸せ!

黄金!

鯛焼き!

おいしい! ←

行こうぜ!

そうして僕らは、思い立ったが吉日とばかりに家を飛び出したのだ。

その先に待ち受ける危機を知らないまま、希望に目を輝かせて。

勢いよく高速道路入口を目指して出発したものの、さっそく道を間違えて市内をうろうろとする。

あまり利用しないからかもしれないが、高速道路入口って、なぜだか記憶に正確に残らない。

大体の場所はわかっているんだけれど、左じゃなくて右だったのか!みたいな間違いがよく起こる。

今回もそれと同じく、地元で道に詳しいはずの妻ともども「あれ?逆だっけ?」などという展開になり、予定より長く下道を走ることになった。

だが幸いにも娘はよく寝てくれている。

いい感じだ。

こんな風に寝ていてくれたら、高速道路だってまったく問題はない。はずだ。よね?

右往左往しながらも、そんな気楽さとともに高速道路入口を探す僕ら。

が、しかし、その後すぐに、「運転とは、死と隣り合わせの行為なのだ」ということを実感させられることになる。

高速道路入口をやっと見つけ、そちらに向かって右側に車線変更を行おうとした。

当然だが、車線変更を行う際にはバックミラー、サイドミラーを確認し、ミラーでは見えない死角も目視でチェックする。

僕はいつも通り、そのように確認して車線変更を行おうとした。

その時である。

ハンドルをきって自分の車が斜めに進んでいくのを感じていると、視界の端に何かが入り込んできた。

黒く光る、何か。

危ない!

それが何なのかはっきり認識するかしないかのところで、瞬時にハンドルをきる。

すると、あろうことか、先ほどまでは存在しなかった(と思っていた)はずの黒い車が、僕の車のすぐ右隣を追い抜き、去っていったのだ。

すんでのところでぶつかるのを回避できたとはいえ、本当に危なかった。

僕の確認にミスがあったのか、あるいは確認後の一瞬の間にその車がすごいスピードで接近してきたのか。
(ちょうど高速出口が近いところだったから、その可能性もなくはないとは思う)

どちらにしても、一歩間違えば家族みんなで、あるいは相手方までも一緒に、あっちの世界にお呼ばれしてしまったに違いない。

運転が死と隣り合わせであることなど重々承知していたが、改めて肌で感じ、体で理解した。

特に、車線変更は危険だ。

気をつけても気をつけ過ぎるということはない。

マジで。

そう胸に刻みながら、僕はどきどきしたまま高速道路に入っていった。

高速をひた走り、いくつかの街を通り過ぎる。

下道に降りてから何度か道を間違えはしたものの、途中で起きた娘は機嫌が悪くなることもなく、なんとかうまく幸せの黄金鯛焼き屋さんに到着した。

お店に入ると、愛想のよい店主が迎え入れてくれる。

意外にも他にお客さんはいなかった。

僕らはどんな鯛焼きがあるのかしばらく吟味し、安納芋という芋を使用したそのお店一押しの「黄金鯛焼き」などを、妻の実家のみなさんの分も含めて5個ほど購入した。

「この店に来るのは初めてですか」と店主が問うので、はいと答える。

「それなら一つ焼きたてを食べていってみて、今はまだお客さんも少ないし」と店主。

ありがたい話だ。

持ち帰るとなれば、どんなにおいしい鯛焼きでもそれ自身の熱と蒸気によっていくらかはふやふやになってしまうし、もし冷めてしまったら、「きっともっとおいしかったんだろうね」などという寂しい会話をすることになりかねない。

嬉しい気遣いに好感を持ちつつ、今か今かと黄金鯛焼きを待つ。

少しして(そこは注文を受けてから作るタイプのお店だった)、焼きたてを一つ別包装で先に受け取る。

ついに出会った、安納芋を使用しているという幸せの黄金鯛焼き。

お言葉に甘えてパクッと一口。

結果、上顎の裏が焼けただれた。

そりゃそうだ。

焼きたてなんだから。

めちゃ熱いに決まっている。

ハフハフしながら妻と少しずついただき、半分ぐらい食べたところで店主が、「作りたてだから、フーフーして食べてね(笑)」って。

遅い!

すでにやけどを負い、その熱さを学び、自ずからフーフーするようになっとるわい。

と心の中でつっこみを入れつつ、あははそうですねーと僕。

そんなこんなで口はやけどしたものの、幸せの黄金鯛焼きはその名に恥じず、とても素晴らしい(最高と言ってもいい)おいしさだった。

甘すぎず、重すぎず。

皮はぱりっとしていて、餡はもそしっとり。
(芋のその「もそ」の感触がまたおいしいんだ)

幸せだ。

口はやけどしたけれど。

これは是非ともまた来たい。

明日また来たい。

そんなことを思いながら残りの鯛焼きを受け取り、勘定を支払って帰路に着いた。

高速に入るまでの下道で、信号に引っかかるたびに娘がぐずり始める。

止まると泣く、というのは彼女のセオリーになりつつあった。

その意味では、下道より高速の方が娘にとってはいいのかもしれない。

それゆえ、「あと少し!高速に乗れば泣き止むはず、、、!」と思っていたのだが、高速に乗ってもぐずりは収まらず(というかエスカレートし)、ひとまず授乳しようということで途中のサービスエリアによることにした。

そしてそこで、僕は行きしなの車線変更事件以上の危機を迎えることとなる。

高速からサービスエリアに入ったとき気をつけなければならないのは、車の速度だ。

時速約100㎞の速度で運転していると、速さの感覚が麻痺しがちになる。

減速しているつもりでも意外とまだまだ速度が出てしまっている可能性があるから、しっかりとメーターを確認して徐行と呼べる速度に落とすこと。

大事なことだ。

後ろに車が詰めてきていようが関係ない。

事故を起こすくらいなら、遅いと思われても構わない。

僕はそう思い、ゆっくり、ゆっくりと、安全運転で駐車スペースを探した。

しかし、、、

運よく駐車スペースを見つけ、徐行している車にさらに制動をかけようとしたそのとき、信じられない危機が僕を襲った。

なんと、斜め前(ほぼ横と言ってもいいかもしれない)の車の影から、急に小さな男の子が飛び出してきたのである。

瞬間、その子のおじいさん(おそらく)が少年に向かって「危ない!」と叫ぶ。

車はぎりぎりで停車。

怒られた彼は号泣。

僕は心臓ばくばく。

びっくりしたどころの話じゃない。

駐車するためにブレーキをかけ始めていなかったらぶつかっていただろう。

もう本当に危険。

危なすぎるよマジで。

駐車場では、子どもが飛び出さないよう手を引いてなきゃダメ、絶対。

僕も、娘が歩くようになったら気をつけないといけないなと思った。

恐ろしすぎる。

気を取り直して(ほぼ取り直せなかったけど)駐車してから、僕は車中で授乳しながら待つ妻のためにお茶を買いに行った。

売店やレストランはゴールデンウィークのお客さんでいっぱいだ。

早く娘とレストランに行ったりしたいなと思いつつ、自販機でお茶を買って車に戻る。

車内が暑かったため、授乳を終えてから外を少し散歩した。

まだ5月だというのに日差しは強く、夏と変わらないんじゃないかと思わせるほどだ。

わりに景色は悪くないサービスエリアだったが、結局暑いので長居は無用。

娘も落ち着いたようだったので、早々と車に乗って帰ることにする。

その後は娘もご機嫌で、無事に家までたどり着いた。

幸せの黄金鯛焼きは妻の実家のみなさんにも好評で、僕自身、またすぐにでも食べたいと本気で考えている。

それにしても、なんだか危ないドライブだった。
(危険だったのは高速ではなくて、下道とサービスエリアの駐車場だけど)

特に車線変更に関しては、今回の反省からこれまでの自分の目視の在り方などを見直していたら、逆にどうやるんだかよくわからなくなってしまった。

ずっと無意識に行っていた手順を意識化に置いたためだろう、逐一考えて確認しなければならない状態になってしまって、もはや運転が怖い。

もう一度正しい手順を体に叩き込み、自動で安全な運転が行える水準にもっていくしかあるまい。

とはいえ、悪い面ばかり見ないという意味では、ギリギリで事なきを得たことで、運転における注意のレベルが上がったのは確かだ。

慢心して運転するくらいなら、恐怖心もある程度必要だろうとも思う。

きっと飛び出してきた幼い彼も、これからはもっと気をつけるだろう、、、

何にしても、ひとまず娘との初めての高速ドライブを、生きて、そして誰も怪我させることなく終えられて、よかった。

お盆には、関東の実家への長距離ドライブが待っている。

大丈夫かな、、、

怖っ、、、

後書き

読んでいただいてありがとうございました!

いやー大変なドライブで運転は怖くなっちゃいましたが、幸せの黄金鯛焼きは本当においしかったです、、、って、今日はもう、7月の初め。

娘を連れてドライブしたのは、ゴールデンウィーク。

ってことは、、、

ドライブの日から2か月も経ってる!!

、、、orz

ドライブした日にばーっと走り書きしておいてから、納得のいく文章になるまで2か月もかかってしまいました。

仕事や子育てで忙しかったのもあるけど、何よりも、文章書く力が書きたいことに追いつかなくてね。

でもまぁ、無事高速ドライブが終えられて、幸せの黄金鯛焼きも食べられて、それを日記にも書けて、よかったよかった。

ちなみにこの2か月の間に娘は7か月もとうに過ぎ、「おすわり」がだいぶふらつかずにできるようになり、「はいはい」もバックであれば少しだけできるようになってきました。

寝る前に、ふとんの上を笑いながらゴロゴロ転がって遊ぶようにもなった(笑)

お陰様で、順調に成長しております。

最近は僕が夜遅くに仕事から帰って寝室に行くと、奥さんに垂直になって足をのせて寝ていたり、奥さんと全く一緒のポーズで寝ていたりして、とてもかわいいです。
(奥さんは寝る姿勢が限定されてしまってかわいそうだけど笑)

このまま元気に育ってくれるといいな。

あ、話は変わる(ある意味戻る)けど、幸せの黄金鯛焼き!

ネットで調べたらなんと、ネットショップでてた!

ここね。

え?そりゃあもちろん見つけてすぐに買いましたとも。

しかも、この2か月のうちに、2度も。

食べた時の感想?

そうですね、多くは書きませんが、、、

「これ、、、もう怖い思いして高速で行く必要ないんじゃ、、、」

これが僕ら夫婦の感想(笑)

店舗もネットも、どちらもすっごいおいしかったです。

おいしい鯛焼きがネットで買えるってすごい時代だよね。

でも店舗の焼きたてはやはり特別感あるし、小旅行がてらまた行きたいと思ってます。

運転には注意しながらね。

実は2か月たった今でも、まだ少し運転が怖い(汗)

お盆、関東まで帰れるのかな、、、

あー怖い。

がんばれ!俺!(笑)

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【 書いた人 : はるこん(halcon) 】
【 書いた人 : はるこん(halcon) 】
3歳になった娘と妻との日常と、読んだ本の感想を書き留める30代後半。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』(村上春樹著)や『旅をする木』(星野道夫著)、『モモ』(ミヒャエル・エンデ著)が好き。
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